私たちは、昨今の急激な生活様式の変化なども背景に、人に寄り添った新たな価値の創出を行っていくことが重要であると考えています。そこで、「一人ひとりが輝き、寄り添いながら、あらゆる可能性が広がっていく社会」 “Wellbeing Society”の実現に向け、人々の生活がより豊かになる社会を生活者やパートナーと共に創り上げていくことをめざします。
ライフスタイル共創ラボでは、人々の生活がより豊かになる社会“Wellbeing Society”の実現に向け、SDGsに紐づく社会課題を踏まえ、生活者の視点から新たなライフスタイルの創出を目指す取り組み領域として5つのコンセプト「安心して」「健やかに」「暮らし」「働き・学び」「楽しめる」を定め、これらを基本としたコンセプトの実現に向けた価値検証を進めてまいります。
イノベーション共創基盤とは、ドコモが研究開発を行っているAIやIoTなどの技術とNTT研究所の技術を活用し、さまざまな産業分野で活用可能とする基盤です。パートナーと共に本基盤を活用することで、新たな価値の創出をめざします。なお、本基盤は、地理空間および多様な移動体の正確な位置の把握と、それに基づくさまざまな未来予測の実現をめざしNTTグループで取り組む「4Dデジタル基盤®」の一環として開発します。 「4Dデジタル基盤®」 の詳細はこちら
ライフスタイル共創ラボの推進を支える技術領域の一例をご紹介します。
モバイルネットワークや車のデータから、人流・交通情報をリアルタイムに把握。公共交通機関の情報と組み合わせることにより、サイバー空間で未来の混雑、交通渋滞を予測。交通機関の運行計画を最適化しながら、あなたに寄り添い、快適な移動をサポートします。
時間がある人には好みに合わせた寄り道を提案、電車が混んでいたら、すいているバスルートを提案。
混雑や渋滞のない快適な移動を実現します。
さまざまな課題が解消し、持続的に社会が発展していきます。
身の回りのセンサーや、スマートフォンのデータから現在と未来のあなたの健康状態をサイバー空間で予測し、見える化。一人ひとりの健康状態や嗜好を理解し、家族のように寄り添ったアドバイスで健康行動を促すことで、病気を未然に防ぎます。
万一、病気になったとしても、サイバー上に蓄積されていた健康データは医療機関でも活用され、あなたを深く理解した診療と治療が、いつでもどこでも手軽に受けられます。誰もが健康で活躍し続けられる未来へ。
建設現場では、カメラやセンサーなどから得られたデータと、地形や気候データと組み合わせてサイバー空間で安全な現場、最適な作業計画を提案。幸せなまちを作る人をワクワク、安心、幸せにします。加えて、建設工程で得られたデータからまち全体をサイバー空間に再現、人流や健康データなどと組み合わせて価値提案することで、人々がつながり、輝き続ける幸せなまち、スマートシティを実現していきます。
キャッシュレス決済が拡大し、財布をカバンから一度も出さない日も多くなりました。スマートフォンかカードでモノ・サービスを購入するということは、それがデータとして記録されることを意味しています。これらのデータを適切に取扱えば、自分がどのような生活をしてきて、今後のために何をしておくべきかがわかるようになります。FinTechはみなさんのライフプランを設計し、日々の生活がより豊かなものになるようサポートします。
コロナ禍において、在宅勤務やオンライン会議が急速に普及しました。一方オンラインコミュニケーションは、会話が一方通行になり、ぎこちなさがある、雑談など無目的な会話が減少したなどの問題も発生しています。本取組みでは、話し手と聞き手が相互に掛け合いをしながらコミュニケーションできる環境、また、気軽に緩やかにつながるUIUXに取組んでいます。オンラインコミュニケーションのあり方を変えていきます。